4月29日（金・祝）、大阪府吹田市の万博記念公園で、2025年大阪・関西万博に向けて、SDGsの目標達成を旗印に、笑いと食、音楽の力で関西からムーブメントを拡げるイベント「Warai Mirai Fes 2022 ～Road to EXPO 2025～」(チーム関西・吉本興業共催)が開幕しました。5月1日（日）までの3日間、音楽とお笑いのライブに加え、ワークショップやスポーツ教室、グルメ、さらに体験することは学ぶことをテーマとする「ラフ＆ピースマザー」の「やってみた展～カラダで学ぶ遊園地～」など、多彩なイベントが開催されます。
初日の29日（金・祝）はあいにくの雨になりましたが、お祭り広場の「M-stage」には、たくさんのお客様が来場。超実力派から旬の若手まで総勢約50組の芸人が出演する「EXPO LAUGH」が開演する直前、ステージの大型モニターに若宮健嗣・国際博覧会担当大臣からのメッセージが流されました。
若宮大臣は「『大阪・関西万博』まで残り3年を切り、開催に向け準備も本格化していく中で、本日のイベントが開催されることを大変喜ばしく思います」と挨拶。続いて、「SDGs」という言葉が一般的になってきたとし、2030年までに「持続可能でより良い世界を目指す」という目標の達成には、「消費者の皆さんが大きな役割を担うことが期待されています」と話しました。
この上で、消費者担当大臣として推進に取り組んでいる「エシカル消費」のテーマの一つが「食品ロスの削減」と説明し、「会場の皆さんにはぜひ、このイベントを通じて、『地球の未来のために自分に何ができるか』を考えていただければと思います」と呼びかけました。
続いて、消費者庁の「食品ロス削減推進アンバサダー」を務めるロバート・馬場裕之が登場し、日本の食品ロスは年間約570万トン、国民1人当たりに換算すると、「お茶碗1杯分の食品」が毎日捨てられていると説明。「もったいないですよね。『食品ロス』は普段の買い物とか料理のちょっとした工夫で減らすことができるので、皆さんもこの機会に無理しすぎずに『食品ロス』に向き合ってほしい」と訴えました。
Warai Mirai Fesでは、フードエリアでお客様に持参いただいた「my食器」で食品を提供する試みを実施するなど、SDGsの実践に取り組んでいます。
WaraiMiraiFesの詳しいプログラムなどは「Warai Mirai Fes 2022 ~Road to EXPO 2025~」公式HPをご覧ください。
公式HPはこちら
イベント概要
Warai Mirai Fes 2022～Road to EXPO 2025～
日程：4月29日（金・祝）～5月1日（日）
会場：万博記念公園（大阪府吹田市千里万博公園1-1）
（お祭り広場・上の広場・下の広場・EXPO’70パビリオン）
共催：チーム関西（関西の14企業・大学で構成）／吉本興業株式会社
※雨天決行。ただし荒天の場合は中断・中止の可能性があります。
