SDGsが4項目入ったラニーノーズの音曲漫才がMVPに!「SDGs ネタステージ」

大阪府吹田市の万博記念公園で開催している「Warai Mirai Fes 2022 ~Road to EXPO 2025~」(チーム関西・吉本興業共催)の2日目の4月30日(土)、W-Stageで「笑いで楽しもうSDGs ネタステージ」が行われ、からし蓮根(伊織、杉本青空)、紅しょうが(熊元プロレス、稲田美紀)、ラニーノーズ(洲崎貴郁、山田健人)、さや香(新山、石井)がSDGsをテーマにした4分のネタを披露しました。

SDGsをどうネタに入れ込んでいくのか、腕の見せどころ

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

MCを務めたのは、「SDGs-1グランプリ2021」で優勝した祇園(木﨑太郎、櫻井健一朗)。晴天の空の下、立ち見のお客さんがいるほどの大盛況で、さっそくテンションがあがる祇園です。続いて漫才を披露する4組が登場。この中から、木﨑が「一番わかりやすく楽しく伝えることができていた」コンビをMVPに選ぶというもの。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

からし蓮根は、断捨離やリサイクルを題材に「12:つくる責任 つかう責任」を織り込んで大きな笑いを。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

紅しょうがは「17:パートナーシップで目標を達成しよう」をテーマに、「30歳を過ぎて欲が止まらない」という熊元が、パートナーシップを結ぶ稲田と「がまんをする練習」をするというもので……? 

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

ラニーノーズは、「犬のおまわりさん」や「どんぐりころころ」などの誰もが知る童謡の替え歌で「11:住み続けられるまちづくりを」「15:陸の豊かさも守ろう」「13:気候変動に具体的な対策を」「4:質の高い教育をみんなに」を伝えてゆき、ギターの音色も相まって会場は大盛り上がり! 

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

さや香は全17項目を対象にしたネタを。石井が「SDGsに対して納得できない点」を挙げてゆき、会場を笑いに包みました。

歌って笑ってSDGsを発信したラニーノーズがMVP!

どのコンビのネタも盛況でしたが、木﨑が選んだのはラニーノーズ! ただし、木﨑は「迷った点がある」と言い出し「ギターにマイクを付けていたので、ラニーノーズだけ4つのエネルギーを使っている。使いすぎですね」と指摘。会場はまたも大笑いに包まれました。

『SDGs-1グランプリ』チャンピオン、若手の勢いに戦々恐々!?

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

イベント終了後に囲み会見が行われ、祇園と紅しょうがが質問に答えました。

まず櫻井は、「SDGs-1グランプリ2021で僕たちは優勝ということで(MCとして)ステージに立たせてもらいました。『またあったら出たいな』と思っていたんですが、今日皆がおもしろかったので……」と語ると、すかさず木﨑も「もう出るの、やめよう、と」と若手の勢いに戦々恐々の様子!? なんでも、木﨑曰く「自分らの(元々ある)ネタにSDGsを入れてくるのかな? と思っていたら、今日のためにネタを作っているコンビが多かったので脅威でした」と語りました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

稲田が「私たち1位じゃなかったんですけれどもここにいていいのかなと」と苦笑い。また、稲田はステージの裏で木﨑がMVPを誰にするか悩んでいるところを目撃したそうで、「紅しょうがの名前を言っていなかった。平等を謳っているSDGsなのに、本当に良くない! 全組の名前を言うべきだと思います!」と抗議。その隣で熊元もとても悲しそうな顔をし、櫻井は「熊ちゃんのこんな悲しそうな顔、初めて見た…!」と申し訳なさそうでした。

熊元プロレスはトイレで音姫の代わりに……?  

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

身近なところで意識しているSDGsの取り組みについて、櫻井は「いつもエコバッグを持っている。僕は外食せずに365日、スーパーに行くので、吉本で一番エコバックを使っていると思います」。木﨑は「『SDGs-1グランプリ』を獲ったのを機に意識が変わった」そうで、「ネタ合わせをするために会議室を取って電気を付けたり空調を付けたりするのはもったいないので、日光しか入らない非常階段で(ネタ合わせを)やっています」と環境に配慮!?

稲田は「私は地元の和泉市のPR大使にならせてもらい、『地元を大切にする』という項目があるので親を大切にして、より地元に帰るようにしています」とのこと。ほかにも「アイラインはギリギリまで使う」と、モノを大切に使っているようです。 「私も、もちろんいろいろやっています」という熊元は「トイレでは、水を流して音姫の代わりにする方がいらっしゃいます。そのために音姫というものがついていると思うんですけど、それも結局、電力がもったいない。私はトイレのときは、マナーとして『あーーーーー!』と声を出します」と驚きの告白。木﨑と櫻井は「それなら普通の音のほうがまだいいと思いますけども……」と困惑していました。

Warai Mirai Fesは2025年大阪・関西万博に向けて、SDGsの目標達成を旗印に、笑いと食、音楽の力で関西からムーブメントを拡げるイベントです。音楽とお笑いのライブに加え、ワークショップやスポーツ教室、グルメ、さらに体験することは学ぶことをテーマとする「ラフ&ピース マザー」の「やってみた展~カラダで学ぶ遊園地~」など、多彩なイベントが開催されます。また、フードエリアでは、お客様に持参いただいた「my食器」で食品を提供する試みを実施するなど、SDGsの実践に取り組んでいます。

Warai Mirai Fesの詳しいプログラムなどは「Warai Mirai Fes 2022 ~Road to EXPO 2025~」公式HPをご覧ください。

「Warai Mirai Fes 2022 ~Road to EXPO 2025~」公式HPはこちら
Twitterはこちら
Instagramはこちら

イベント概要

Warai Mirai Fes 2022~Road to EXPO 2025~

日程:4月29日(金・祝)~5月1日(日) 
会場:万博記念公園(大阪府吹田市千里万博公園1-1)
(お祭り広場・上の広場・下の広場・EXPO’70パビリオン)
共催:チーム関西(関西の14企業・大学で構成)/吉本興業株式会社          
※雨天決行。ただし荒天の場合は中断・中止の可能性があります。

関連記事

関連ライブ配信

関連ライブ