4月29日(金・祝)から5月1日(日)までの3日間、大阪府吹田市の万博記念公園で開催中の「Warai Mirai Fes 2022 ~Road to EXPO 2025~」(チーム関西・吉本興業共催)。初日29日「ラフ&ピース マザー ワークショップ」にて、慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科による、子どもの想像力・表現力を伸ばす体験講座「KMD presents まちづくりワークショップ」が開催されました。
自分の絵が形に
参加したのは尼神インター(誠子、渚)。子供たちと一緒になって、思い思いのイラストを立体化し、未来のまちを作りました。
雨の中、集まった子どもたちに誠子と渚は「ありがとう!」と感謝。続いて大学院生たちから「“未来”と聞いて何を思い出しますか?」と聞かれた渚は、「車が飛んでるとか、宇宙に行けるとか」と回答。これら未来のイメージと、大阪の街を代表するスポットの写真を見ながら、未来のまちづくりを考えていきます。
まずは白い紙に、「未来にこんな建物があったらいいな」という形をペンで描いていくことに。
「生き物でも、何でもいいよー」と呼びかける渚。誠子は「子どもたちに好かれようと思って……」と、人気者・ピカチュウのイラストを描いていきます。描き上がった絵は、スマートフォンで撮影してパソコンに取り込むと、そのデータをもとにプラスチックや厚紙が自動的にカットされていく仕組み。自分が描いた絵が形になっていく様子に、子どもたちは興味津々の表情で見入っています。
絵から作った立体には、さまざまな色を使って柄を書き込んだり、窓やドアを作ったり。真黄色のビビッドなビルもあれば、空を飛ぶ車もあり、子どもたちのアイデアが炸裂します。誠子と渚は、作業する子どもたちと向かい合ってワイワイ相談。一つできるたび「すごい、できてるやん!」「めっちゃかわいい!」と絶賛の嵐で、子どもたちはさらにノリノリで作っていきます。
渚も感激した「尼神インターを守る騎士」
完成した立体は、舞洲を模した街の模型に置いていきますが、その場所も各自、工夫を凝らします。騎士のような立体を作った男の子は、尼神インターの似顔絵ステッカーのすぐそばに設置。渚は「SPや! 守ってるねんな」と感激。そんな渚は、「今はないけど未来にありそうな“100万円札”」を制作。「落としたら大変やな」と笑わせていました。誠子が作ったかわいい“うんち”には、子ども全員が大爆笑です。 最後は、それぞれが一番お気に入りの作品を選んで、前に出て紹介。共同作業を経てすっかり打ち解けた尼神インターと子どもたちは、記念撮影でも楽しそうな笑顔を見せていました。
Warai Mirai Fesは2025年大阪・関西万博に向けて、SDGsの目標達成を旗印に、笑いと食、音楽の力で関西からムーブメントを拡げるイベントです。音楽とお笑いのライブに加え、ワークショップやスポーツ教室、グルメ、さらに体験することは学ぶことをテーマとする「ラフ&ピースマザー」の「やってみた展~カラダで学ぶ遊園地~」など、多彩なイベントが開催されます。また、フードエリアでは、お客様に持参いただいた「my食器」で食品を提供する試みを実施するなど、SDGsの実践に取り組んでいます。
Warai Mirai Fesの詳しいプログラムなどは「Warai Mirai Fes 2022 ~Road to EXPO 2025~」公式HPをご覧ください。
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イベント概要
Warai Mirai Fes 2022~Road to EXPO 2025~
日程:4月29日(金・祝)~5月1日(日)
会場:万博記念公園(大阪府吹田市千里万博公園1-1)
(お祭り広場・上の広場・下の広場・EXPO’70パビリオン)
共催:チーム関西(関西の14企業・大学で構成)/吉本興業株式会社
※雨天決行。ただし荒天の場合は中断・中止の可能性があります。