4月29日（金・祝）から5月1日（日）までの3日間、大阪府吹田市の万博記念公園で開催された「Warai Mirai Fes 2022 ~Road to EXPO 2025~」(チーム関西・吉本興業共催)。最終日の5月1日（日）、M-stage（お祭り広場）で行われた「EXPO CARNIVAL」に氣志團が出演しました。
会見で明かされた綾小路の超堅実ぶり
ステージ本番直前、氣志團の囲み取材が行われ、團長・綾小路翔と中学の同級生でもあるまちゃまちゃも出席しました。
綾小路は「やはり、ワライとミライとフェスと2022。すべてを織り込んだステージをお見せしたいと思っています」と自信にあふれていました。星グランマニエは「全力で挑まさせていただきます」。白鳥松竹梅は「たくさん笑いを取ります！」と宣言。西園寺瞳は「笑い、未来とフェスの融合を目指します」。早乙女光は軽快なタップダンスで意気込みを表現しました。まちゃまちゃは「私は笑いも未来もノーフューチャーな感じなので、ここで取り戻しに来ました。氣志團と一緒にがんばりたいと思います」と笑顔を見せました。
日頃から意識しているSDGsの取り組みについては「SDGsがこんなにポピュラーになる前から、意外と取り組んでいたことに気が付いた」と綾小路。「特攻服を着ているのに、最近全く単車に乗らないで移動はほとんど自転車か電車」と明かしたことをはじめ、「僕は自分でフェスをやっていて、予算面もやりますから、お弁当が残らないよう個数なども細かくやっているがために、たまに自分のお弁当がない時がある」などと、とても堅実な一面をのぞかせます。
さらに誰もがすぐにできそうな取り組みとしては、「（陳列棚の）牛乳を手前から取る。よく後ろから取るじゃん。その気持ちはわかるんだけど、それをやっちゃうと“あぶれもんたちはどうなるんだ”と。自分が“あぶれもん”だからさ……。だから、食品は必ず手前にあるものから取る。そう考えると、そんな大きなことではないですが、意外と気にしてやっていることってありますね」と語りました。
まちゃまちゃはベジブロスに注目！
早乙女はダンボールアートも手がけているそうで、「（早乙女は）資源をリサイクルするタイプのアーティストです。ただ、その作品が全部デカいので、事務所の中が大変になっている」と明かす一幕も。
まちゃまちゃが普段から取り組んでいるSDGsは「節約せざるを得ない生活を長い間やっていまして、自炊をしながら、ベジブロスもやっています」と食品ロスを意識しているとのこと。
「リーゼントはSDGsでしょうか」という質問に、綾小路は「環境にとてもよいとされているスプレーを使っています」と回答。さらに「リーゼントの材質はほぼヘチマのスポンジと同じ」と例え、記者陣を笑わせました。
「One Night Carnival」で雨雲を吹きとばせ！
「EXPO CARNIVAL」のステージに登場した氣志團は、さっそく「房総魂」「NIGHT THE KNIGHTS」など男気あふれるド派手なパフォーマンスで客席を盛り上げます。
MCでは、近年のコロナ禍による自粛などでなかなか思うようにパフォーマンスが叶わなかったことを明かし、「今日、直に会えることは本当にうれしい」と観客に感謝の言葉を送りました。
あいにくの曇り空でしたが、綾小路は「風で雲を吹き飛ばそう」と提案。「どうやって風を巻き起こすか⁉ これだ！」と「One Night Carnival」の振りつけをやって見せると、客席から「おぉ〜！」と歓声が。「この人数でいけば（雲を）どかせるんじゃないの⁉ みんなで一緒に吹き飛ばそう！」という掛け声とともに「One Night Carnival」がスタート！「コール＆レスポンス」を「コール＆ハミング」にするなど、コロナ禍でも楽しめる仕組みもあり、会場全体が熱気に包まれます。
この「One Night Carnival」が、2つの楽曲と合体したのは大きな見どころに。この日、同じ「EXPO CARNIVAL」に出演したBiSHの楽曲「プロミスザスター」をオマージュした「プロミスザカーニバル」、氣志團の直前に出演したくるりの楽曲「ワンダーフォーゲル」をオマージュした「ワンナイトフォーゲル」を披露し、1日を通してフェスを楽しむお客さんたちに笑いと感動を届けました。
締めくくりは「喧嘩上等」。氣志團らしい、エンターテインメント性たっぷりのステージにお客さんの笑顔が弾けていました。
「團長は酔うと乙女になりがち」
アフタートークでは、綾小路と中学時代の同級生であるまちゃまちゃもステージに。綾小路との当時の思い出を語る一幕もありました。
さらに、再びステージに姿を表した氣志團は、綾小路以外の全員が、MCのレイザーラモンHGに似せたコスチュームで登場し、レイザーラモンは大喜び！ RGは、藤井フミヤの「TRUE LOVE」に乗せて、「團長は酔うと乙女になりがち」という“氣志團あるある”を届けました。
Warai Mirai Fesは2025年大阪・関西万博に向けて、SDGsの目標達成を旗印に、笑いと食、音楽の力で関西からムーブメントを拡げるイベントです。音楽とお笑いのライブに加え、ワークショップやスポーツ教室、グルメ、さらに体験することは学ぶことをテーマとする「ラフ＆ピース マザー」の「やってみた展～カラダで学ぶ遊園地～」など、多彩なイベントが開催されます。また、フードエリアでは、お客様に持参いただいた「my食器」で食品を提供する試みを実施するなど、SDGsの実践に取り組みます。
Warai Mirai Fesの詳しいプログラムなどは「Warai Mirai Fes 2022 ~Road to EXPO 2025~」公式HPをご覧ください。
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イベント概要
Warai Mirai Fes 2022～Road to EXPO 2025～
日程：4月29日（金・祝）～5月1日（日）
会場：万博記念公園（大阪府吹田市千里万博公園1-1）
（お祭り広場・上の広場・下の広場・EXPO’70パビリオン）
共催：チーム関西（関西の14企業・大学で構成）／吉本興業株式会社
