NGK(なんばグランド花月)で開催中の吉本興業110周年特別公演『伝説の一日』を盛り上げるBSよしもとの生特番『伝説の(裏)一日』千穐楽が、4月3日(日)に放送。ここでしか聞くことができない、ダウンタウンが披露した新作漫才の“裏側”トークが語られました。
110年間“笑い”を発信し続けてきた吉本興業が、4月2日(土)、3日(日)に伝統の「笑い」と最新の「笑い」を同時にお届けする『伝説の一日』。よしもと芸人のネタはもちろん、新喜劇や『さんまの駐在さん』などのコメディまで、300名以上の芸人が登場する内容盛りだくさんの公演となっています。
吉本芸人が歴史を振り返る!
BSよしもとでは、東京のすみだメディアラボスタジオ、大阪のよしもと漫才劇場の2か所を“裏楽屋”として設定し、朝の8時から22時まで、総勢200名以上のよしもと芸人が集結。
なお、“裏楽屋”には、よしもと芸人が書いた本やコミックヨシモト、歴代の「マンスリーよしもと」、「吉本興業百五年史」など、吉本興業の歴史をさかのぼることができるアイテムが数多く配置されており、懐かしのエピソードや楽屋トークを繰り広げていきました。
藤井隆とヨネダ2000が共鳴!?
千穐楽の東京ブロックを支えるのは、とにかく明るい安村。第一部は、平成ノブシコブシ・吉村崇、はんにゃ(川島ofレジェンド、金田哲)、フルーツポンチ(村上健志、亘健太郎)、しずる(KAƵMA、村上純)、パンサー(向井慧、尾形貴弘、菅良太郎)、シソンヌ(じろう、長谷川忍)など、ヨシモト∞ホールで活躍した面々(AGEAGE世代)が揃いました。
皆でトークをする中、突然、金田のズクダンズンブングンゲームをやる流れに。しかも、安村の悪ノリで、向井や長谷川も巻き込まれる形となってしまいます!
このほか、一大ムーヴメントを巻き起こしていた劇場時代の裏話、東京芸人の父で作家の山田ナビスコ氏の数々のエピソード、さらには吉村が向井にブチ切れられた事件も明らかに!?
東京の第2ブロックは、安村、藤井隆、天津・向清太朗、鬼越トマホーク(坂井良多、金ちゃん)、 尼神インター(誠子、渚)、スパイク(小川暖奈、松浦志穂)、おかずクラブ(ゆいP、オカリナ)、ぼる塾(あんり、きりやはるか、田辺智加)、ヨネダ2000(清水亜真音、愛)が登場します。
藤井とは初対面のヨネダ2000が、自己紹介ソングを歌うと、藤井もそれに応えるようにオリジナルアンサーソングを熱唱。スタジオの笑いを誘いました。
濱家の一言に会場は爆笑
トミーズ(トミーズ健、トミーズ雅)、ハイヒール(リンゴ、モモコ)、おかけんた、かつみ♥さゆり(かつみ♥、♥さゆり)、かまいたち(濱家隆一、山内健司)、さや香(新山、石井)、紅しょうが(熊元プロレス、稲田美紀)のよしもと漫才劇場第1部ブロックでは、濱家の口上イジりが!
じつは、『伝説の一日』千穐楽第壱回目公演で司会を務めた際、噛んでしまった濱家。かまいたちが遅れてステージに現れると、リンゴから「口上で嚙んだ人や!」と声をかけられます。
そんな濱家は、今回のメンバーを見てニヤリ。「(雅司会の関西の情報番組)『せやねん!』(MBS)やんと思って」とこぼして笑いを起こしました。
続いては、中田カウスを司会に、『上方漫才協会大賞』の歴代受賞者であるアインシュタイン(稲田直樹、河井ゆずる)、トット(多田智佑、桑原雅人)、吉田たち(こうへい、ゆうへい)、見取り図(盛山晋太郎、リリー)、ミキ(昴生、亜生)がトーク!
コンビ仲の話や、相方に言いたいことなど、若手たちからは思わぬエピソードが飛び出していました。
『M-1』ファイナリストがブレイク芸人に学ぶ!
続いての東京ブロックは、安村、向、三瓶、R 藤本、中山功太、三浦マイルド、ですよ。、ムーディ勝山、守谷日和、 ひょっこりはん、ニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)、オズワルド(畠中悠、伊藤俊介)が参加します。
“一発屋芸人”と呼ばれる芸人たちが集合したことから、それぞれの栄光と挫折を回顧することに。どのようにブレイクして、どうのようにして今に至っているのか……さらには、ブレイク芸人の誕生は、テレビからSNSに変遷していることなど、分析も行われました。
現在、テレビで活躍中のニューヨークやオズワルドも経歴を語る中、安村から「芸人として厚みをもたせるべく、一発屋芸人のギャグをやろう」との鬼のムチャブリが……!
一方、よしもと漫才劇場では、博多華丸・大吉(博多華丸、博多大吉)、千鳥(大悟、ノブ)、からし蓮根(伊織、杉本青空)が、大阪でキテいる若手の豪快キャプテン(べーやん、山下ギャンブルゴリラ)、放課後ボーイズ(ガーヤマちゃん、村岡わっしょい!、走れ!ぴゅー吉)、BPM12(大村ジーニアス、ヴァニ)とトーク。
ギャグや一芸などを披露する若手の“達者感”に、華大や千鳥も舌を巻いていました。
続いて、ケツカッチン・高山トモヒロ、しましまんず(池山心、藤井輝雄)、へびいちご(島川学、高橋智)、桂三度、たむらけんじ、メッセンジャー・あいはら、2丁拳銃(小堀裕之、川谷修士)、土肥ポン太、 レイザーラモン(HG、RG)が登場。
あんな芸人やこんな芸人の話まで……彼らが所属していた心斎橋筋2丁目劇場の思い出話に花を咲かせました!
ダウンタウンの“新作漫才”舞台裏は?
ここからは安村、FUJIWARA(原西孝幸、藤本敏史)、バッファロー吾郎・竹若元博、宮川大輔、星田英利、ケンドーコバヤシ、チュートリアル(徳井義実、福田充徳)、天竺鼠・瀬下豊らが東京のスタジオに集結します。
大阪にあった常設劇場・2丁目劇場やbaseよしもとで戦ってきた面々。若手時代ならではの衝撃エピソード、コンビの解散危機、ドSすぎる大輔の奇行、優しすぎる竹若の対応など、濃い話に、スタジオは爆笑となりました。
よしもと漫才劇場へバトンタッチ。月亭方正、桂小文枝、月亭遊方、桂ぽんぽ娘、桂三語、林家菊丸、林家笑丸、笑福亭大智、月亭八織、桂あおば、令和喜多みな実(野村尚平、河野良祐)、エルフ(荒川、はる)、天才ピアニスト(竹内知咲、ますみ)が登場します。
こちらでは、落語の話はもちろん、千穐楽の参回目公演に出演したダウンタウン(浜田雅功、松本人志)の話で持ちきりに!
長らく番組で共演している方正は、ダウンタウンが、ネタのリメイクやフリートークなどではなく、ストロングスタイルの新作漫才を披露したことに感動を覚えたようで「カッコよすぎる」「(ほぼアドリブでのやりとりに)ほんまにバケモンやと思いました」とコメント。2人の舞台裏の様子、驚きの打ち合わせ風景など、“伝説の目撃者”としてエピソードが語られていました。
河内家菊水丸、西川のりお・上方よしお、大平サブロー、ちゃらんぽらん冨好、長原成樹、テンダラー(白川悟実、浜本広晃)、ライス(関町知弘、田所仁)といった大阪最後のブロックでは、1980年代に巻き起こった漫才ブームの話で大盛り上がり。
今ではありえないスケジュールや驚愕エピソードなど、レジェンドたちの話に、テンダラーもライスも爆笑していました。
東京ブロックのラストを飾るのは、安村、東野幸治、ケンドーコバヤシ、陣内智則です。
そんな彼らのもとに、大西ライオン、若井おさむ、2700(八十島、ツネ)、ピスタチオ(伊地知大樹、小澤慎一朗)が来訪。4人に近況報告をしたり、ネタを披露したりしました。また、大先輩ばかりの大阪ブロックで、借りてきた猫状態になっていたライスに急きょ電話する一幕も。東野の問いかけに、関町が「断ればよかった!」と吐露して笑いを誘いました。
最後は『伝説の一日』に“関わっていない”芸人・タレントにテレフォン。ガリガリガリクソン、隅田美保、かりすま~ず・幹てつやと電話をつなぎ、笑いあふれるトークを行いました。
『伝説の一日』は、現在FANY Online Ticketでオンラインチケットが販売中。なお、BSよしもとの『伝説の(裏)一日』特番は無料で視聴することができます。配信はBSよしもとHPの「アーカイブ」にて順次今週中に配信開始、各放送日2週間後よる22時まで視聴できます。二度と見ることのできない豪華メンバーの公演・放送をぜひ、ご覧ください!
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