12年ぶりの復活開催が決定し、話題沸騰中の超大型お笑いフェス『LIVE STAND 22-23』。東京公演のスタートまで10日を切った8月10日(水)、8月13日(土)からチケット一般販売が始まる9月の大阪公演に向けて発表会見が行われました。会場には、イベントを盛り上げるお笑い戦士“ライブスタンジャー”のメンバー、海原やすよ ともこを筆頭に、ブラックマヨネーズ・小杉竜一、ダイアン、ニッポンの社長、kento fukayaら人気芸人が集結。東京会場とはひと味違う“大阪ならでは”のプログラムや公演内容をにぎやかに紹介しました。
『LIVE STAND 22-23』は、8月19日(金)から3日間、幕張メッセ国際展示場での東京公演を皮切りに、9月17日(土)・18日(日)には大阪(大阪城ホール&COOL JAPAN PARK OSAKA)、年明け1月14日(土)・15日(日)には福岡(マリンメッセ福岡)の3都市で開催。大小さまざまなステージが同時進行するロックフェスさながらの構成で、総勢1,000人を超える吉本芸人が出演予定です。
マンゲキ所属芸人のバンド&アイドルが登場!
会見のMCを担当するのは藤崎マーケット(田崎佑一、トキ)。2日間にわたる大阪公演のなかで、特に注目のイベントをピックアップして、ゲストとともに紹介していきます。
まずは、9月17日(土)にWWホールで開催される『ZiDol vs OCTPATH』と、9月18日(日)に同じくWWホールで開催される『ZiDol vs OWV』『ごくごくスタンド』に出演するニッポンの社長(辻、ケツ)、kento fukayaがステージ中央へ。いま大人気の芸人バンド・ジュースごくごく倶楽部と、アイドルユニットのZiDolがメインとなる音楽系イベントです。
ジュースごくごく倶楽部はニッポンの社長・辻のほか、ロングコートダディ・堂前透、マユリカ・阪本、シカゴ実業・山本プロ野球、滝音・さすけ、山﨑おしるこからなるバンドで、ライブハウスでの活動も積極的に行っています。
辻によると、もともとは趣味としてやっていたところ「吉本に見つかって確保された」そうで、「音楽で売れてからネタをやったら、ハードル下がってめっちゃウケるんちゃうかなと思って」という“不純”な結成動機も!? オリジナル曲のMV(ミュージックビデオ)が流れると、本格的なバンドサウンドに一同は感心しきりで、小杉は「YouTubeでフルサイズを見たいなと思った」と興味津々です。
一方のZiDolは、これまで数々の人気ライブを生み出してきた“kento fukaya presents”シリーズから誕生したアイドルユニット。ニッポンの社長・ケツ、マユリカ・中谷、男性ブランコ・浦井のりひろ、紅しょうが・稲田美紀、スーズ・高見といった芸人たちが、キラキラ輝くアイドルへと変貌していく過程をYouTubeに公開し、大きな話題を呼びました。
もっとも、ヘンな企画すぎて予算が下りず、kento fukayaが「最初は100万円を自腹で……」と明かすと、一同から驚きの声が。MVを見たともこは、「kento fukayaくんはプロデュース力がすごいと聞いていた。曲もいいし、浦井くんなんか、ちょっとカッコよく見えた」と高評価でした。
見どころを聞かれると、「前の単独ライブでは、最初に9曲やって、その後は大喜利コーナーをやって“センキュー”ではけた。今回もちょっとお笑いコーナーをやろうかと」と辻。ZiDolはOCTPATHら本物のアイドルと共演することになりますが、kento fukayaは「どんどん規模がデカくなるのがおもしろい。ケツが追い込まれるところも注目してほしい」とニヤリ。これを聞いたケツは「追い込まれたほうが強いんで」と強気のコメントで応戦していました。
この後、3人が次世代の“NEXTライブスタンジャー”を目指すべく、『LIVE STAND 22-23』にちなんだクイズやゲームで対決するコーナーも。それぞれが大喜利や出演者との絡みでボケつつ、人気芸人が集結する9月17日(土)の『LIVE STAND GACHI』や『LIVE STAND JUST』(いずれも大阪城ホール)をアピールしました。
やすともと“岸大介”が奇跡のコラボ!?
続いては、9月18日(日)に行われる『あの頃のbase・5upよしもと』(WWホール)をピックアップ。かまいたち、銀シャリ、シャンプーハット、FUJIWARAら、かつて若手芸人たちが活躍した伝説の劇場「baseよしもと」「5upよしもと」のOB・OGが集まるスペシャルなイベントで、会場のダイアン(ユースケ、津田篤宏)、藤崎マーケットも出演します。
そこで「どれだけあの頃のbaseよしもとを覚えているでしょうクイズ」を開催、同じくbaseよしもとを拠点としていた小杉も加わって、みんなで挑戦することになりました。懐かしくもピンポイントすぎるクイズに笑いが起こるなか、「『マンスリーよしもと』2004年1月号で、新年の目標を聞かれた津田が何と答えたか」という問題には、なんと相方・ユースケが「ハーレーに乗る」と正解をたたき出して拍手喝采! 大盛り上がりで、イベントへの期待をあおりました。
最後に紹介されたのが、やすよ ともこと小杉のほか、津田や藤崎マーケットも出演が決まっている9月18日(日)の『やすともの黒白(こくはく)歌合戦』。MCのやすよ ともこ、陣内智則、小杉のもと、黒チーム・白チームに分かれた芸人たちが、一夜限りのおもしろ歌合戦を繰り広げます。まだチーム分けも決まっていないのに、「圧勝するんちゃうかなと思ってます」と小杉が自信をみなぎらせます。
ともこによると、まだ各方面にオファーを出している真っ最中とのことで、やすよは「すごい人にオファーかけてるって噂になっている」と心配も。続けて「この場を借りて、早く言いたい。(番組で共演している)草彅(剛)さんは出ません!」と宣言して笑わせました。
すでに津田は出演が決まっていますが、ともこはユースケにも「お知り合いの岸大介(ユースケが演じる太秦の時代劇俳優キャラ)さんもぜひ。OKなら、横でやすともが日本舞踊を踊ります」と仰天オファー!? ユースケも岸の代理として快諾し、当日は夢のコラボが実現しそうです。
ともこ「大阪のお客さんは盛り上げ上手」
さらに、「どうしても黒白歌合戦に出たいという、歌に自信のある人たちが来ている」ということで、公開オーディションも行うことに。1番手はヘンダーソン・中村フー。すっかり歌手モードでシリアスに登場し、SMAPの『夜空ノムコウ』をしっとりと歌い上げました。チラチラとやすよ ともこを振り返りながらアピールする姿には、小杉やダイアンらも大爆笑です。
2番手は、てんしとあくま・かんざきとザ・プラン9 ・爆ノ介によるユニット、五次元のシャボン玉。爆ノ介のギターに乗せて昭和の名曲『なごり雪』を熱唱するかんざき。その伸びやかな高音に、一同はうっとり聞き入ります。
3番手のBPM128・大村ジーニアスは、やすよ ともこの出囃子であるBIG BANGの『BANG BANG BANG』を熱唱し、キレの良すぎるダンスとともにパフォーマンス。やすよ ともこは一緒に踊り出しそうなほどノリノリで見入り、「すごいと噂には聞いていたが、まさか(BIG BANG)5人分を1人でやるとは」と脱帽。小杉も「体の仕上がり具合も、兵役まっただ中っていう感じ」と完成度の高さを絶賛しました。
やすよ ともこと小杉が真剣に相談した結果は、「(中村)フーくん以外です」(ともこ)。しかし、まさかの1組のみの落選という結果を受けて、中村の持ちギャグ「ダメだなぁ」が飛び出したところで、「これが聞きたかっただけなので、フーくんも手伝ってくれたら……」と復活合格! 最終的には全組が、晴れて大阪城ホールのステージに立つことになりました。
やすよは「オーディションを見せていただいて、大阪城ホールは成功するなと思いました」とキッパリ。「お客さんに楽しんで見ていただけるようなイベントにしたいと思うので、よろしくお願いします」と呼びかけました。ともこも大阪公演が楽しみでならない様子で、「東京の芸人さんも“大阪楽しそうやね”って言ってくれる。大阪のお客さん自体も盛り上げたりするのが上手なのかなと思うので、お客さんと一緒に楽しい2日間にできれば」と締めくくりました。
『LIVE STAND』特設サイトはこちらから。
公演概要
『LIVE STAND 22-23 TOKYO』(東京公演)
日程:8月19日(金)~21日(日)
会場:幕張メッセ 国際展示場9~11ホール
時間:開場10:00/開演12:00/終演20:00(予定)
東京公演のチケット購入はこちらから.
『LIVE STAND 22-23 OSAKA』(大阪公演)
日程:9月17日(土)~18日(日)
会場:大阪城ホール&COOL JAPAN PARK OSAKA
時間(会場ごとに異なります):
【大阪城ホール】
9月17日(土)Light 開場15:00/開演16:30/終演20:00
9月18日(日)Premium 開場10:30/開演12:00/終演20:00
【COOL JAPAN PARK OSAKA】
9月17日(土) 開演時間は各公演ごと
9月18日(日) 開演時間は各公演ごと
大阪公演のチケット購入はこちらから(一般販売8月13日10:00~)。