史上最大級のお笑いフェス『LIVE STAND22-23』の東京公演が、8月19日（金）～21日（日）に幕張メッセ国際展示場で開催されます。20日（土）には、もう中学生の人気イベント『第1回もう中学生大会 幕張メッセ大会』（「OTSU NA STAGE」12:45～）の開催が決定！ 今回、この“奇祭”に初めて参加するこがけんに、大会経験者のおいでやす小田とジョイマン（池谷和志、高木晋哉）から、正しい“楽しみ方”のレクチャーをしてもらいました！
もう中学生が大会実行委員長を務めるこのイベントは、自ら考案した奇想天外なゲームやアトラクションにゲストの芸人たちが挑戦。芸人ゲストにも当日まで何をするのか秘密という謎に包まれた内容で、これまでも東京・ルミネtheよしもとで定期的に開催されてきました。今回は『LIVE STAND』の特別バージョンとして、博多華丸・大吉、こがけん、とにかく明るい安村、NONSTYLE、パンサー、FUJIWARAといった超豪華メンバーを不思議な世界へ誘います。
もう中が提案する摩訶不思議ゲーム
――「第1回もう中学生大会」がライブスタンドで開催されますが、どんな大会なんですか？
高木 何度か出させていただいて優勝（MVP）経験もあるんですけど、具体的に何があったか記憶に残っていなくて……。
小田 確かに。ほんまに記憶にない。
池谷 いま“そういえば、優勝したの高木だったな”と思い出しましたもん。
高木 僕、2、3回優勝しているんですけど、これってもう中さんと仲が良かったからなんですよ（笑）。もし、こがさんが優勝したいんだったら仲良くしておくべきだと思います。
こがけん 確かにもう中の企画だったり、グッズだったり……高木、よく出ているよね。
池谷 そうなんですよ（笑）。高木は「たかちゃん」って呼ばれるくらい仲良くさせてもらっていて、もう中さんのおかげで『有吉の壁』（日本テレビ系）のイベントで武道館に行きましたからね。
小田 すげー。
高木 今日、劇場の出番でもう中さんいらっしゃるじゃないですか（※インタビューは劇場楽屋で実施）。もう中さんは寿司が好きなので、このあと寿司をおごるとか、そういうことしておけば間違いないかなと。（優勝するためには）有効な手段だと思います。
――これまでどんなゲームがあったんですか？
高木 ほぼほぼ記憶にないんですけど、1つだけうっすら覚えているのは（レゲエアーティスト）三木道三になるゲーム。大ヒットした『Lifetime Respect』のMV（ミュージックビデオ）で白い浴槽が出てくるんですけど、それに入って、どれだけ三木道三っぽくなれるのかというゲームです。そこで活躍して優勝したので、最後に「ウイニング三木道三」をやって終わったんですよ（笑）。
小田 ワニに追いかけ回されるゲームもあったなあ。もう中がワニのパネルを持って追いかけてきて、みんなが客席に逃げる。最後、舞台上に戻ってきたあと、もう中がワニのパネルの後ろで、この後どうするかをオレらに相談するっていう……。「こっからどうしましょう」じゃないねん。怖い怖い！
池谷 （笑）。僕が印象に残っているのは、もう中さんが、何十人といる芸人に「この単語を言ってください」という指示を出すんですけど、（リレー形式で）イントネーションを変えなきゃいけないんですよ。（何度か重ねていくうちに）パターンがなくなるから、ここから急にゴリゴリの大喜利が始まるっていう。
小田 オレもやったわ～。ふつうさ、微妙なラインでも次にいかして全員挑戦させようとするやん。そんなんもなくて、2人目くらいでアウトにしてたわ。こっちはドキドキして待ってたのに何やってんと（笑）。あと、オープニングセレモニーをやるんですけど、校歌斉唱みたいな形で、牛乳を注ぐ音だけが流れる「牛乳斉唱」を聴く時間がありましたね。あんなことやめたらええのに！
池谷 幕張でも斉唱系はあるかもしれないですね（笑）。
豪華メンバーの前でもう中が暴れる！
――今回のメンバーは、こがけんさんほか、FUJIWARAさん、博多華丸・大吉さん、NONSTYLEさん、とにかく明るい安村さん、パンサーさんと豪華です。
一同 えー！
小田 先輩方、ちゃんと許可取ってるんですか？
こがけん ぜったい伝わっていないと思う！
――（笑）
こがけん メンバーを聞いて、大会出場どうこうというより、一気に違う緊張感が出てきました。いちばん怖いのは、もう中よりも、ちゃんと話がいっていない華大さんやFUJIWARAさんが、（ライブ中に）機嫌悪くなっちゃうこと（笑）。
池谷 おそらく、（こがけんが）いちばん近い存在なので、もう中さんに（本番中に）「どうする？」って聞かれるかもしれないですね。
こがけん 最悪だわ……。
小田 牛乳の音流れて一言みたいな。
――裏MCのような立ち位置になるかもしれないですね。
こがけん イヤですよ～。先輩に“こがって、ふだんはあんな感じなんや”とか思われたくないし！
高木 勝負の日ですね。
池谷 もう中さんが出演者もお客さんもパラレルワールドに引っ張るので、それを楽しむしかないですね。
小田 お客さんももう中の味方やから「これ何やねん！」とツッコんでもウケへんよ。
こがけん 小田さん、醍醐味ないじゃん（笑）。
小田 みんな、やいのやいのとツッコむけど、ウケへんことに慣れてくんのよ。最終的に、スベっても何も思わんくなったわ。
――今回は幕張なので、いままで「もう中学生大会」を観たことのないお客さんも来場しそうですね。
高木 このメンバーでウケないってそうとうですよ。
池谷 空気は違うでしょうね。
こがけんは幕張で躍動できるのか？
――そもそも、もう中さんとこがけんさんは同期。彼に対してどんな印象ですか？
こがけん もう中は常にあんな感じですけど、若手のときは僕にヘンなイジり方をして、「こがくんといると、“悪もう中”が出ちゃうんだよな～」って言ってましたね。（※ここで、裏でこっそりインタビューを聞いていたもう中学生が乱入）
一同 お～！
もう中 「悪もう中」って聞こえてきたよ～。ほかの皆さんには僕の悪いところがあるって知ってもらってもいいけど、たかちゃん（高木）だけには知られたくない！ たかちゃんにだけは教えないで！ （この一言でもう中は退場）
――（笑）
高木 これが優勝する秘訣ですよ。信頼されている証ですね。僕、妻と子どもがいるんですけど、「カワイイ」という理由からか、もう中さんから童貞だと思われていますから。
こがけん （笑）。もう中のなかで、高木がいちばん上で、その次にダンビラムーチョ・原田（フニャオ）、オズワルド・畠中（悠）、スカチャン・ヤジマリー。って好きな芸人がいると思うんだけど、オレはこのランキングの中に入ってないと思う。だって、テレビの現場で、フニャオともう中と一緒になったときに、もう中が「こがくん、（フニャオが）前説で緊張しているだろうから……」って、そこでハリウッド映画モノマネをやらされたんだから！ たぶん、フニャオの前で10回以上やってるよ！
高木 今回、大先輩の前でやらされるかもしれないですね。
こがけん 華大さんとかの前でモノマネするのイヤだよ～！
――最後に経験者として、こがけんさんにアドバイスをお願いします。
高木 僕、何度か優勝しましたけど、特に目立ったとかではなく、ただただ身を任せただけ。それでも優勝はできるので、まずは寿司をおごってください。それがいちばんです。
池谷 自分で何かしようとしても、もう中さんは次の進行があるから無視するし、お客さんもそれを求めてない。うろたえているのを見て楽しむライブなので、逆に不安な顔をしておいたほうがいいかもしれないですね。
小田 （もう中が）段取り飛ばしたりもするんで、補佐的に「これ忘れてるよ」とフォローに回れば、ポイントも高いのかなと思います。事前に台本をぜんぶ読み込んでほしいですね。
こがけん うーん……今回、お話を聞いてみて若干、見えてきましたね。それを頼りに頑張りたいと思います。
小田 ただ、いま見えてきたものは、ぜんぶ間違ってるから。
こがけん だったら、この時間は何だったんだよ！ よく仙人とかの指導で「いま教えたのはいったん忘れろ」みたいなやりとりあるけどね。
小田 オレらもわからへんもん（笑）。
こがけん 今回の出演者で、もう中とはいちばん近い距離だと思うので、優勝できるように身を任せようと思います。あと体調も整えておきたいですね。万全じゃないと、バッドトリップしてしまいそうなんで……。
『第1回もう中学生大会 幕張メッセ大会』の詳細はこちらから。
『LIVE STAND』特設サイトはこちらから。
チケット購入はこちらから。
